2016年09月23日
「生きるべきか死ぬべきか。それが問題か?」の話
芝居をしている友のお陰で、2時間ちょっとの文化の秋堪能。
お題は、シェークスピア先生のハムレット。無謀にも(失礼)、もとい果敢に佐賀弁で挑戦されると!
長い台詞、皆さん覚えて素晴らしい。
余りにも有名な、あの台詞。
「生きるべきか死ぬべきか。それが問題だ」
生きるか死ぬかって選べるの?人は満遍なく必ず一度は死にますよ。死なない!という選択はできんやろう。ならば生きるしかないだろう。
シェークスピア先生に楯突くわけではないけれど、問題は「こう生きるべきか、ああ生きるべきか」で、どうだろう。
劇中で芝居一座が登場し、劇中劇が展開。
役者さんは、一座の芝居を観ている芝居をしていて、その芝居を観ているのは観客である私。
うーむ、マトリョーシカみたいだ。
観劇の後、間隙をぬってお菓子屋へ走る。お彼岸、おはぎ、納骨堂。
仏前におはぎを並べて、チーンする娘の役。チーンした後は、パクっと頬張る役もこなす。
お寺さんが、お茶に誘って下さって、お饅頭と一緒に静かな緩い時間も頂戴いたしました。
彼岸花、忘れずに咲くのよね。
鎮められた気持ちが、そこだけポっと燃えている。
食べるべきか、食べざるべきか。
美味しいおはぎ、それは大問題だ!
Posted by たゆたう at 23:00│Comments(0)
│揺蕩う