2015年04月22日
ぶらり堀回り#9
堀回り、ぶらぶら歩きに疲れたら、毎度お邪魔の「佐賀城本丸歴史館」。
いやはや、いつ見ても立派でござるな。
20億円!だったっけ?建築費。

いざ参ろう、正面入口から順路「→」に従うべし。
:御玄関・オゲンカン
藩主等の特別な人が利用した玄関。現在は私ごときも利用可能。
こんにちはー!と上がり込むと、
:御式台・オンシキダイ
客人の応接間だな、お茶は出ません。
で この先が圧巻。
:外御書院・ソトゴショイン
一之間から四之間まで、ドーンと畳の大広間。ぱたんぱたん、と襖を開け放つとその畳、並びに並んだ320枚!
世継ぎの御披露目とかの公式行事をしたんだろうね。1838年の本丸完成披露の時は、1000人の家臣が集合。
畳一枚に三人か。寿司詰め犇めく家臣の皆様。
どんどん歩いて突き当たり。
:御三家座・ゴサンケザ
小城家、蓮池家、鹿島家の部屋。
野口家、郷家、 西城家ではありません。百恵、淳子、昌子でもありません。
馬鹿言ってないで先へ進もう。
:屯之間・タマリノマ
家臣の皆様の控室。てな感じのとこ。
で、その先が、
:御小書院・ゴコショイン
御三家との面談や側近との会議をしたとこ。
そして一番奥の部屋へ。
:御座之間・ゴザノマ(最上部写真の指差し箇所)
ジャジャーン!藩主・鍋島直正殿様の居室。
畳を数えよう。えーっと24畳-9畳-18畳の三部屋。此所の瓦や柱等は、天保期当時の部材で作られているんだって。
何とも雅な、形と色でありますな。
よし戻って戻って、最後の部屋に辿り着いた。
:御料理間・オリョウリノマ
ご飯食べたり、家臣や藩外の人達との対面に使う部屋。
現在は展示スペースになってます。

私のイチオシ展示品をご紹介!
昔々の電話機、ハンドルをクルクル回すアレ。
筒の受話器を耳に当てると、聞こえてくるのは、な、な、なんと!
あの大隈重信さんの声なんです。

総理大臣選挙の演説だな。
結構カン高いお声で、タイプではないのだが来る度に聞いてしまう。癖になる代物(^^)
兎に角、選挙に行け!と言っておられるぞよ。

Posted by たゆたう at 02:51│Comments(0)
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