2015年03月09日
ぶらり堀回り#4

西堀の南に300米入ると突き当たりが宝琳院。
鬼丸住宅街を進むと、どーんと門が見えて参ります。
最初に訪れたのは佐賀の乱がらみ。史実によれば島義勇さん率いる憂国党の方々の集会場所。ならば馳せ参じ、島さん決起の空気を感じねばならん、と出掛けたのでした。

お邪魔して驚いたのは、とにかく古い。寺伝によると711年なんだもの建立が。龍造寺家のお寺ですね。「龍造寺家の推移は、そのまま宝琳院の歴史である!」のであります。
明治7年(1874年)の暴風?で倒壊し廃寺へ。暴風ってのは台風のことかいな?8月9月かな。明治27年から昭和の始めにかけて建て直し、現在の姿に至る。

ん?明治7年と言うと 正に佐賀の乱勃発の年なんだけど。勃発は2月!じゃあ島さんと憂国党の方々が集ったのは、1163才の宝琳院だったんだと思い至った次第。
暴風にも負けなかったであろう、石塔や下馬の標石が時の流れを留めている様子。

下馬・・・此処で馬から降りろの場所
下馬評・・主人を降ろした供の者が交わす評判の意
下馬の標石は見ていたのね。色んなことを聞いていたのね、方々の評判を。ちょっと話してくんないかな、面白そうだし。
夢想する私を、梅の香が撫でる。竹林がサワサワ揺れる。ポトリと落ちる真っ赤な椿。
あらら、摩訶不思議な空気になって参りました。1304年の流れに流れた歳月、堆積している人々の感情。凄く感じます。
静かに退散いたしましょう。
Posted by たゆたう at 05:00│Comments(0)
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