2015年03月27日
その内に・・・の話
15才年長の先輩友と話をしていた。傍らには9才年長先輩友。
「アイツんとこ ミシュラン本に載っとるばい」
「うん!載っとります」
「最近行ったね?」
「行っとらん どころか一度も行っとらん」
「そりゃ大事!行かんばいかん」
「うん!行かんばいかん」
「よーし この三人で行こうやっか」

この会話が昨年11月。「忘年会っちゅう事にすっか」が流れ、「新年会を兼ねて」も間が悪く、「年度内に決めろ!」 でやっとこさ実行。
三瀬にある蕎麦屋「風羅坊(フーラボウ)」。大将は脱公務員の変わり種。ふわりと前触れなく職を辞し、するりと湯布院の蕎麦屋で修行。
65才が運転する車に、70才と56才を積んで春の陽気を浴びつつ北上。チラホラの桜に迎えられ到着。
蕎麦文化で育ってないので、蕎麦がわからない。蘊蓄垂れる知識もナッシング!
でも わかったのは、繋ぎのない十割蕎麦の見事さだ。繋ぎなしで繋がっている、ほっそりともっちりとしっかりと。


連絡なしの突撃をして大将を驚かせるぞ!の魂胆に、まんまと乗っかってくれた大将は絵に描いた「豆鉄砲くらった鳩」になって、
「ありゃあ 珍しか!なんばしよっと?」
いやいや 蕎麦をば手繰って喰らっとります(笑)
暫しの懐古話の後、今度は私が豆鉄砲鳩になる。
「お店出して 何年になりますの?」
「丸っと17年!」
じゅうしちねん? 嗚呼17年!ヒョエー!なんてことだろう。その内に、その内に・・・と、17年もかかって辿り着いたとは。


私は決めた。
その内にを、今の内にせないかん。お気軽にその内にね、は止めないかん。その内に、じゃ間に合わん可能性が出てくるぞ。
今の内に、そう今の内に・・・。

レンギョウやサンシュの黄色に見送られ、南下する春ウララ。
大将、美味しい蕎麦をありがとう!
今の内に! しっかと頂きました
Posted by たゆたう at 09:32│Comments(0)
│揺蕩う